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夜回り先生
 先日、NHKの番組に「夜回り先生」の著者、水谷修氏が出ておられた。
 本屋で著書を見かけたことは何度もあるので知っていたが、番組を見ていたら只ならぬ人と見受けられる。
 夜間定時制高校の教師をしながら夜の街を回り、ドラッグやシンナーにおぼれるていく多くの子供達に声をかけ、なんとかその地獄の泥沼から子供を引き出そうとする。私から見ればまさに聖人君子です。
 まず驚いたのは救えなかった子供を自分が殺したとさらりと言う所。最初に殺した子供としてマサフミという少年の話をされた。シンナーに体を蝕まれ、哀れな最後を迎えてしまった少年。
 番組は合成麻薬(MDMA)が若者の間に大人たちが想像する以上のスピードで広まっている実態や、水谷氏の現在の活動へと話が移っていった。

 売れている本というだけで読まなかった自分を恥じ、ネットで本を注文。
 本の中に、
 「まじめな子ほど、まじめにドラッグを使い、まじめに壊れていく。心に傷を持った子ほど、その心を埋めるために必死でドラッグを使う。そして死んでいく」
 という記述がありました。番組でも水谷氏が述べられておられましたが、子供は大人の犠牲者だと。子供がドラッグに手を出す環境を大人が作っている。

 本の中で暴力団に捕まった少年を助け出すために自分の指を差し出したというくだりがありますが、読んだあとで「幸福の王子」の話を思い出しました。
 水谷氏は現在癌を患いながらもまだ子供たちに声をかけるために夜回りを続けているとの事。
 自分の身を切り、自らの命を与えるように活動する氏には、畏敬の念すら懐きます。
 
 
| 読んだ本の紹介 | 21:27 | comments(2) | trackbacks(0) |
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| - | 21:27 | - | - |
コメント
今回の記事の内容でふと「余裕」という言葉が思い浮かび上がりました。
この余裕。子供に対する余裕。他人に対する余裕。
余裕とは時間だけではないという気がしました。
それは人間の心の余裕。
その余裕を作り出しているのもは何なんでしょうか。

>水谷氏は現在癌を患いながらもまだ子供たちに声をかけるために夜回りを続けているとの事。

この先生に余裕はあるのでしょうか。

私がここで書きたいのは子供に対する余裕がなくなったため、子供の心の余裕がなくなったのでは。
その余裕を生めるために先生は余裕のない生活を送っている。
決して語呂合わせを書いているつもりはありません。

私は人を幸せにすることが自分にとって一番の幸せだと思っています。
青山さんの記事の>聖人君子 という文字。
人を一生懸命幸せにしようとしている水谷先生はまさしくこの文字がふさわしいと思います。
この水谷先生私も尊敬していますし、心より応援しています。
| スーパー息子 | 2005/09/16 8:18 AM |
 本やテレビに出演されていたときのお話を聞くと、水谷氏は内からあふれてくる衝動に突き動かされているような感じがしました。
 水谷氏に余裕があるかどうかはわかりませんが、自分がやるべきと思っている事にエネルギーを集中させている事はNHKの番組から伝わって来ました。
 私も自分の使命というか、やるべき事に全エネルギーを注ぎ込み、心から燃え続けて生きたいと思います。
 (燃え尽きると嫌ですので、完全燃焼をできるよう火力調節には十分に気をつけたいものです。)
| 青山 | 2005/09/17 7:59 PM |
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